jpeg

【イルフ童画館】企画展「版画家の眼 川上澄生と武井武雄」

版画家川上澄生と武井武雄。二人ともそれぞれ、川上澄生は学校教師、武井武雄は童画家として、別の顔を持ちながら、世に沢山の版画作品を送り出しました。

―教師として、童画家としてのこどもたちへのまなざし、
――身近なものをモチーフにした、日々の暮らしへのまなざし、
二人の作品は似て非なる、それぞれの不思議な個性が存在しています。

武井武雄刊本作品友の会会員であった川上澄生は、武井が主宰し、二十年間続いた版画年賀状交換会の「楱の会」に参加するなど、長きに渡り交流が育まれました。

木版画という製作は、とりわけ地味な作業が求められます。一堀り一堀り慎重に刀を進める。インクをのせて、ばれんで刷る――めくった時の感動を知っている方も多いでしょう。しかも、毎回違う表情を見せてくれます。

素朴な表情ながら力強く、そして時に繊細な顔を見せる版画作品から、版画家のまなざしの先を、のぞいてみませんか。